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トップリーグ入替戦〔1月28日〕/コカ・コーラvs日野自動車/試合レポート

TOP LEAGUE
コカ・コーラレッドスパークス
コカ・コーラレッドスパークス 
 vs  日野自動車レッドドルフィンズ
 日野自動車
     

平成29年1月28日(土) 天候:晴れ レベルファイブスタジアム【福岡】

●13:00キックオフ
 コカ・コーラレッドスパークス vs 日野自動車レッドドルフィンズ

 日野自動車はトップチャレンジ2から勝ち上がり、勝てば初のトップリーグ昇格。
 コカ・コーラにとっては4年連続の入替戦となり、絶対に負けられない戦いで緊張感あふれる中、日野自動車のキックオフで試合が開始された。

 開始早々の4分、コカ・コーラは敵陣10mライン付近中央のスクラムから左へ展開し、No.11八文字雅和がライン際を走り抜け、内側にフォローしていたNo.13ウィリアム・トゥポウへ渡しゴール左に先制トライ。No.10ティモシー・ラファエレのゴールも成功する。(7-0)
 6分、コカ・コーラはハーフウェイライン付近で、相手のショートパントをNo.10ティモシー・ラファエレがキャッチし、巧みなステップで45mを独走し連続トライを上げ、リードを広げる。(ゴール成功 14-0)
 コカ・コーラが優勢に進めていたが、9分日野自動車は敵陣22m付近右中間のラックから、右に展開しNo.8千布亮輔が抜け出し、No.11篠田正悟へ繋いで右中間にトライを上げ追撃。(14-5)
 16分、コカ・コーラは敵陣ゴール前10m付近中央でペナルティを得て、No.10ティモシー・ラファエレがペナルティキックを決めてリードを広げる。(17-5)
 24分、今度は日野自動車が敵陣22mラインと10mラインの中間のやや左でペナルティを得て、No.10山道翔が約30mのペナルティキックを決め、差を縮める。(17-8)
 36分、コカ・コーラは敵陣ゴール前10m中央のラックから左へ展開、No.5サム・ワイクスが突進しトライを上げ、リードを更に広げる。(ゴール成功 24-8)
 39分、日野自動車は敵陣ゴール前10m付近中央でペナルティを得、スクラムを選択。スクラムを5m近く押し込み、No.8千布亮輔が右サイドを強引に突破しゴール右にトライを上げ、後半での逆転に望みをつないだところで、前半が終了した。(ゴール成功24-15)

 後半、コカ・コーラのキックオフで試合再開。
 12分、コカ・コーラが敵陣ゴール前5m付近左中間のラックから、N0.21江頭翔太が左中間に飛び込みトライを上げ、日野自動車に傾いた流れを取り戻す。(29-15)
 その後、お互いゴール寸前まで攻め込むが、ハンドリングエラーやペナルティでゴールラインを越えることができず、均衡状態が続く。
 30分、コカ・コーラは敵陣ゴールまで約30m中央でペナルティを得て、No.10ティモシー・ラファエレがペナルティキックを決めて点差を広げ、日野自動車を突き放す。(32-15)
 その後日野自動車は試合終了間際の37分にトライを挙げ、10点差まで詰め寄るが万事休す。

 コカ・コーは開始早々連続トライを上げ、一方的なゲーム展開になるかとも思われたが、日野自動車はセットプレイ・接点においてコカ・コーラを上回り相手を苦しめた。


コカ・コーラレッドスパークス 日野自動車レッドドルフィンズ
前半 後半   前半 後半
3 1 T 2 1
3 0 G 1 1
1 1 PG 1 0
0 0 DG 0 0
24 8 15 7
32 合計 22
反則
5 6 PK 4 4
0 0 FK 0 0
11 合計 8

 

詳しくはトップリーグ公式サイトへ

記者会見

日野自動車

日野自動車レッドドルフィンズ
〔監督〕細谷 直
 「まずはトップリーグ関係者の皆様、九州協会の皆様を含め、我々はこのようなステージで戦うことがはじめての中で、素晴らしい環境で気持ちよくゲームをさせてもらえたこと、この環境を与えてくれた方々に本当に深く感謝致します。本当にありがとうございました。」

 試合は10点差ではあるが、選手がグラウンドで本来の力100%を発揮してくれたと私は信じている。その10点差というトップリーグの壁をしっかりと感じさせられたゲームであった。
 特に、立ち上がりの2トライに対して浮き足立ってたところも否めなかったかと思う。こういうステージにはじめて来た緊張感で思い通りのプレーができなかったことに対し、ある程度は仕方ないと思っている。
 ただこだわってきたセットプレースクラムの接点に対して、十分にトップリーグと渡り合えるという成果は得られた。あとは勝つチャンスをどうやって掴むか、その辺は非常にコーラさんはうまかった。チャンスをしっかりとモノにする精度、トッププレーの精度を含め、我々は勉強させられた。この悔しさを以て、選手達は来年もう一度このステージに帰ってきて、必ずやトップリーグのステージに立ちたいという思いを強くした次第である。

〔主将〕廣川三鶴
 「本日はこの試合に携わっていただきました皆様に本当にありがとうございますと、この場を借りてお礼申し上げます。」

 試合は、開始5分での2トライと、本当に勝ちきるというところの一つ一つの精度が、トップリーグのチームとの差として顕著に出たと思う。
 また我々はこのステージにはじめて来たのだが、本当にいい勉強になった。
 1年を通してずっとこだわってきたフォワードのセットプレー、セットピースのところ、そういうところで大きく成果が出せ、選手は本当によく頑張ったと思う。これに満足することなく、強みをしっかり伸ばし、今日の反省を活かして来年必ず戻ってきたい。

 

「3週間前にここでトップチャレンジの試合を観た時と印象が変わったが、その後の最終節の九州電力戦、そしてその後の準備期間で、特にどういうところをフォーカスし、この試合に挑んだのか?」
細谷: この試合は、先ほどキャプテンからも話あったように、我々は春からこのスクラムとモールにはかなり注力してきた。
今日の試合へ臨むにあたり、先日の九州電力との試合、あるいはその前の三菱重工との試合でも、本来我々がやるべきディフェスを十分取り戻せたという実感はあった。
そこに対し、しっかりとそのプレーができたというところを踏まえ、この試合ではトライチャンスは多くないだろうということで、ディフェンス面をしっかり強化をしていくよう、この3週間取り組んできた。
「今日の反省を活かしてこの場に戻ってくるという意味で、来年以降どういう積み上げたいと感じたか?」
廣川: 個人的な意見も入るが、やることは明確だと思っている。セットピースをまだまだ伸ばすところ。ブレークダウンももっと必要だし、フィジカル面でも更に強化が必要だと思っている。
あとは、今日も顕著に出た小さなミスやペナルティーなどが、コーラさんより我々の方が多く、そこでかなり差が出てしまったため、そういう細かい一つ一つのプレーだと思っている。
そこを日頃の練習からどれだけフォーカスしてできるか、日々選手に私自身にも投げかけ選手同士で指摘しあい、必ず来年今日以上の成績をしっかり残せるように、積み上げていきたい。
「今シーズン、元日本代表の佐々木隆道選手が入ってきて、その影響が大きかったと思うが、どのように変わったのか?」
細谷: 影響力はもの凄く大きい。
グラウンドで体を張り続ける、規律正しいプレーをしっかりやる。またトッププレーヤーとしてトップリーグであれだけの実績を残している選手が、本当に極々当たり前のことを100%出し切り、それに対してやらなかった場合の厳しさ。そういうところを、選手達が改めて感じ、お手本となる姿を普段の練習から見るということで、非常に影響力があった思う。
廣川:  監督と殆ど同じ意見だが、あとはよく言われるハードワークを絶対に怠らないところ、それを身を以て体現してくれている。そういうところを尊敬する選手も多いし、グラウンド内外でも非常に影響を受け、いい方向にチームを動かしてくれた。
また、私がキャプテンとして話をする前には、しっかりとベクトルを向けてくれ、非常に頼りになる存在であった。ただ他の選手もここに甘えてはダメだと思うので、彼の姿をしっかり見て学び、彼のような存在が出るようなチームにしていきたい思う。
「最後の円陣ではどんな話をしていたのか?」
廣川: 我々は昨年1月18日からこのチームで始動した。今日でちょうど1年以上経つ。ここまでこれたのも本当に皆が毎日ひた向きに、真面目に、愚直にトレーニングに励んでくれた結果だ。
正直、私じゃなくてもこの場に来れるんじゃないかという気持ちで、みんなにはありがとうとそういう言葉をかけさせてもらった。本当にこの成果が今日しっかり出たと思う。
ただそこに甘んじることなく、来年また頑張ろうと話をした。

 


コカ・コーラ

コカ・コーラレッドスパークス
〔監督〕臼井章広
 本日は入替戦ということで、我々も緊張感の中試合に臨んだ。その中でレッドスパークスファンの方々も非常に厚い声援を送っていただき、何とか勝利することができた。今シーズン最後の試合で勝利でき、来シーズンに繋げることができたというのは収穫ではあるが、まだまだ精進していかないといけないと自覚した試合でもあった。

〔主将〕山下昂大
 入替戦ということで来年トップリーグでやる権利を得た。それを獲れたので今日はよかったと思う。
 課題はたくさん出たが、しっかりと来年に向けて改善していければいいと思う。 

「今日このゲームに向けて、緊張感などチームでどういう感じで臨んだのか?」
山下: 1週間試合が無い週があり、準備としては凄くいい時間が過ごせた。
今シーズン振り返ってみると、シーズン15戦を戦って3勝した。その3勝した週の一番激しい日の練習のように、今週も凄くノンメンバーがいいプレーをたくさんしてくれ、良い準備がでた状態で試合に臨んだ。しかし、モールやスクラム、それから個人的には(佐々木)隆道さんに対していいアプローチができなかったところが誤算で、こういう点差になってしまった。今シーズンの、我々の武器でもあったスクラムが今日は崩壊してしまったので、そこも誤算となった。
「今コメントがあったが、佐々木隆道選手がいる日野自動車と戦ってみての感想は?」
山下: (日野自動車との)一番大きな差は何かと考えた時に、やはりフィジカルではないかと思い、その部分で絶対に圧倒しようとした。しかし、そこに関しては圧倒できていなかったという実感はある。
ただ、もっとボールを運ぶ場所を選択すれば、違った形に試合が展開したのではと思う。隆道さんのところは、本当にもっと私がケアしなければいけなかった。そこは一選手としてもっともっと成長したいと思う。
「4期連続の入替戦だが、入替戦の厳しさというのを重々承知の上で今日のこの内容というのはもの足りなかったのでは?何が足りなくてこういう結果になったのか、飛躍するためにどういう風にチームを作り直さないといけないと思うか?」
臼井: これから改善していかなければいけない部分は、たくさんあると思う。この4期連続の入替戦ということで、例え力の差があったとしてもそれがそのままスコアに表れる試合ではない、というのは我々は自覚している。
どんなに力の差があったとしても、大差になることもあれば接戦もあると、いろいろな要素を含んでいる。あるいは、メンタル的な要素で非常に左右されるのが入替戦かなと、私自身感じている。
せっかく来年はトップリーグに残ることができたので、5期連続とならないよう、しっかりと上位を目指していくことが大事である。我々がまず第一に改善しなければいけないところは、先ほどキャプテンが言った通り、「ボールを運ぶ」を間違わなければ結構アタックはできるが、間違えた時にサポートが薄く、ノットリリースなどでボールを相手に奪われてしまうケースが今シーズンもあった。これを無くしていかないと、我々が上位に絡んでいかないのかなと感じている。
山下: 正直、力の差はあると思う。そこをどう受け止め、チームとしてどうしていくのか。圧倒する気持ちで行くのか、それとも、強いから気を引き締めていこう、という風に持っていくのか。そこのチーム内での統一感を、今一つ出せなかったのかなと思う。私がチームに入って、トップキュウシュウからはじまり、4年間ずっと同じ順位で毎回入替戦が続いた。その中で厳しさも分かっているつもりだが、やはり目に見えない部分が働くのも解かってる。チームとして、もっとオーガナイズをしていかなければいけないと思った。
来年はもう(入替戦で)戦わなくて済むのが一番いいのだが、今日に関してはそういう部分が少し足りなかったのかなと思う。
「シーズンを通して、ボールを運ぶところが少し間違ってしまったということが起きてしまってる理由は、どのように分析しているか?」
臼井: もちろん判断ミスの場合もあるが、ただこれは相手あっての試合になる。例えば相手がディフェンスの上がりを早くするケースとか、そのディフェンスの厚みをグラウンド横幅のどこに持ってくるか、それによっても変わってくると思う。
今日の試合で言うと、外側が空いたと思った時に、外へ2番目の選手が飛び出してきて、このパスが通ればというところで、結果的に相手のノックオンになっていた。あのパスが通る通らないでスコアに繋がる、というのはだいぶ違うのかと正直思う。
やはり、そういうところでラインの深さを調整したりとか、ランニングコースのアングルをちょっと変えて、そのボールがちゃんと外まで運べるようにするとか、そういった経験値の部分で、スキルをしっかり高めていければと私は思っている。
山下: ちょっと近いところは多かったのかなと思う。やはり近く内側内側に行ってしまい、相手がたくさんいるところ、逆にサポートプレーヤーからは遠いところに行ってしまった。
ディフェンスのシステム上、内側がなかなか出にくいというのもあり、必然ではあるがそこを行かないように、練習中からも言っている。
しかし僕自身も行ってしまったし、そこのところはしっかりと外側のプレーヤーとコミュニケーションを取って、判断ミスをミスじゃないようにする、その瞬間瞬間でベストの結果を出すことはできると思う。それが今日はあのようなミスでできなかったので、来期に向けての課題かと思う。
「今日の試合内容を振り返ってみた中で、冒頭の2本というのが凄く結果的に大きかったと思う。ティモシー選手が今季急激に伸びたというところで、彼がいることによってのこのチームの安定感や効果というのはどういうところになると思うか?」
臼井: ティモシー・ラファエレは、今日、スタンドオフでスタートメンバーになった。彼の場合、10番、12番、13番のフロントスリーをどこでもしっかりプレーできる選手で、我々にとっても非常に大きいと思う。そのポジションでの役割、彼の左足のキックを使いながら縦にボールを持っていけるという、我々にとって非常に貴重な選手である。
もともと能力は高いと思っていたが、昨年11月の日本代表の遠征に彼が選ばれ、帰ってきてからの一つ一つのパスというか、プレーの精度、スピード、判断の速さ、こういったものが格段に変わっているなと感じる。
今回トップリーグの後半戦で彼がインサイドセンター、スタンドオフに入った時には、非常にそれが見て取れた。後は、タックル力もインターナショナルを経験している中で強くなっていると思う。
「サンウルブズに追加招集されたトゥポウ選手とワイクス選手についての印象は?」
山下: サム・ワイクスはラインアウトの中心となり、凄くリーダーシップを取ってくれるし、キャラクターも陽気でムードメーカーで、頼りがいがある。
トゥポウは、あのビックヒットはもう何物にも替え難いものがある。あと彼の左足のキックというのは精度が高いし、キャラクター的にもポジティブで前向きな発言をしてくれるので、チームの中心的存在になっていると思う。
臼井: サム・ワイクス選手は、もともとスーパーラグビーでプレーしていた選手なので、今回サンウルブズに選ばれたことで、彼のリーダーシップを取る力や、フォワードのセットプレーを安定させるという部分については、しっかり発揮されるであろうし、呼ばれて当然と思う。
またウィリアム・トゥポウ選手については、あの左足のキックとパス、あのディフェンス力はかなり魅力がある。スタンドオフ、インサイドセンターから裏通しのパスに対してフルバックへのズレだとか、詰めのディフェンスとかの感覚というのは、彼の本当の持ち味じゃないか。そういったところが評価されたと思う。

  


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