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トップリーグ第6節〔10月14日〕/福岡サニックスvs東芝/試合レポート

福岡サニックスブルース 
福岡サニックス

 vs  東芝ブレイブルーパス
 東芝
     

平成24年10月14日(日) 天候:晴れ グローバルアリーナ【宗像】

●13:00キックオフ
  福岡サニックスブルースvs東芝ブレイブルーパス

写真
【マン・オブ・ザ・マッチ】東芝ブレイブルーパス:宇薄岳央

 前節トヨタ自動車に今シーズン初の黒星を喫し4勝1敗の東芝と、持ち前のランニングラグビーが発揮できず、1勝4敗と苦しい戦いが続く福岡サニックの一戦は、グローバルアリーナに3,660人の観衆を集めて行われた。

 東芝のキックオフで試合開始。このボールを東芝が確保し、一気に福岡サニックス陣に攻め込む。
 トライは時間の問題かと思われたが、福岡サニックスは2分を超える猛攻を凌ぎ、自陣10m付近のラックでターンオーバーしたボールをバックスに展開する。SO田代が相手ディフェンスラインを突破しロングゲインし、WTB濱里耕平にパスが渡りインゴールへ、更にインゴール中央で待つFB古賀へ相手数名の頭越しにパスが送られトライ。3分を超える一連の攻防と、福岡サニックスの見事なトライに大歓声が沸き起こった。ゴール(田代)も決まり福岡サニックスが7-0と先制する。
 しかし東芝は11分、福岡サニックス陣ゴール前のラインアウトにおいて、ボールを確保モールを形成し強烈にプッシュする。福岡サニックスFWがモールを押されまいと集中した隙を突き、SH吉田がブラインドサイドに展開しWTB宇薄にパスを通し左隅にトライ。5-7とする。
 その後18分、福岡サニックス(田代)、23分に東芝(森田)、28分に福岡サニックス(田代)が相手オフサイドによるPGを決め福岡サニックスが13-8とリードし前半の終盤を迎える。
 東芝は35分、自陣での相手スクラムのボールをターンオーバー。この機を逃さず福岡サニックス陣に攻め込み、ゴール前中央ラックより右に展開しWTB宇薄が右中間にトライ。SO森田のゴールも成功し15-13と逆転して前半を終了する。
 前半は東芝の攻撃を福岡サニックスが良く防ぎ、また少ない得点機を生かし接戦となった。しかしFW戦で優位に立つ東芝はモールやスクラムで強烈に圧力を掛け、福岡サニックスFWの消耗が危惧される展開となった。

 福岡サニックスのキックオフで後半開始。福岡サニックスはヘスケスを投入し逆転を狙う。
 東芝は5分自陣10mライン付近のマイボールスクラムのボールを左に展開する。後半から出場のCTB仙波が相手ディフェンスのギャップを突き裏に抜け、50m以上を独走し中央にトライ。SO森田のゴールも成功し、22-13とリードを広げる。
 更に東芝は9分にはハーフウェイライン付近の福岡サニックスボールのスクラムをターンオーバー、そのボールを展開しWTB廣瀬がゴール前に迫り、中央ラックより左に展開しWTB宇薄がこの日3本目のトライ。SO森田のゴール成功で29-13と福岡サニックスを引き離す。
 後半の早い時間帯の失点により福岡サニックスにやや焦りが出たか、時折相手ゴール前に迫るものの、ノックオンでチャンスを潰し得点できず。東芝は優位なFW戦に時間を費やし、得点には至らないものの、地域的に有利な状況でゲームを進めた。
 ノーサイドが近づいた38分に福岡サニックスは東芝陣10m付近のラックから左に展開、21番永留が相手ディフェンスラインの裏に出て、FB古賀にパスを通しトライ。WTB濱里周作のゴールも決まり20-29とし7点差以内で与えられるボーナス点獲得の可能性が生まれる。
 ノーサイドまでの僅かな時間、福岡サニックスは敵陣に攻め込む。東芝陣10m付近でPKを得た。PGによりボーナスポイント1点を狙う選択肢もあったが、果敢にトライを狙い攻め続けた。ホーンが鳴った後も攻撃を継続しゴールに近づいたが、ノックオンによりノーサイドの笛を聞くこととなった。
 なおこのゲームのマン・オブ・ザ・マッチには3トライの活躍をした東芝WTBの宇薄岳央選手が選ばれた。

 このゲームにおいて、福岡サニックスは東芝相手に持ち味である、ランニングラグビーを発揮することが出来たように思われる。しかし、東芝のゴール近くに迫りながら、繋ぎの精度を欠き、得点機を逃した。また、スクラムのターンオーバーから2トライを与えたことが悔やまれる。ディフェンスは粘り強さが感じられ、次節のNTTコミュニケーションズとの対戦が楽しみである。
 東芝はここまで、僅差のゲームが多く好調とは言い難いが、FWの力強さは流石であり、また、またここぞという場面での集中力には素晴らしいものがある。シーズンが深まるにつれ、徐々に調子を上げていくものと思われる。


福岡サニックスブルース 東芝ブレイブルーパス
前半 後半   前半 後半
1 1 T 2 2
1 1 G 1 2
2 0 PG 1 1
0 0 DG 0 0
13 7 15 14
20 合計 29 
反則
2 0 PK 3 3
1 0 FK 1 1
3 合計 8


詳しくはトップリーグ公式サイトへ

記者会見


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●福岡サニックスブルース
〔監督〕藤井雄一郎
 ここの所不甲斐ない試合が続いたので、地元でプライドを取り戻そうと臨んだ。福岡サニックス本来の、前に出るプレイが出来ていたと思う。次節での勝利に繋げたい。

〔ゲームキャプテン〕杉浦敬宏
 福岡サニックスらしさは充分に出たと思うが、FWが東芝のプレッシャーで受けに回ってしまった。少し悔いが残るが次に活かしたい。

 

  「いつもと同じような試合展開に見受けたが。前半36分の一本のスクラムからトライを許してしまった、ここの差は一体何か?」
 藤井: チャンスをしっかりとものに出来なかった。東芝はそれを確実にトライをとれた。そこの差だと思う。
 杉浦: ここ一番の集中力の差だ。もっとあの局面でもプレッシャーをかけていれば…
あのスクラムには悔いが残った。
「個々の選手のスキル面が不足していたのでは?」
 藤井: 確かにスキルアップは大事だが、今日の試合でいろいろとわかってきたつもりだ。
FWの受身の部分を修正すれば、次は活けると思う。
「東芝のスクラム、ブレイクダウンの局面で印象は?」
 杉浦: 確かにすべての面でプレッシャーが強かった。
「ブラッド・ソーンがメンバーに入ってなかったが?」
 藤井: ここの所BKでやられていたので、ちょっとBKに比重を置いたメンバー構成となった。
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●東芝ブレイブルーパス
〔監督〕和田賢一
 勝ててホッとしている。福岡サニックス本来の気迫が、アタック・ディフェンス面で強く感じた。受けに回ってしまった感は否めない。次からのNEC・リコー戦にはしっかり臨みたい。

〔副主将〕仙波智裕
 受けに回った試合だった。前節からの修正点の殻を破れていない!もがいている感じがして、今日の試合でもふっきれなかった。選手一人一人が、試合を作りあげるという意識が足りていない。選手間で話し合っていい方向に向けていきたい。

〔マン・オプ・ザ・マッチ〕宇薄岳央
 3トライあげる事が出来たが、全てチーム皆がチャンスを作ってくれたもの。感謝の言葉だけだ。

  「個々の選手の、意識の足りなさとは?」
 和田: 一言で言えば、他人任せのプレイが多いという事だ。予想外の展開になった場合、一人一人が局面に対して、どう対応していくのか?その辺りの意識の問題だ。
「SOに新人の森田選手を起用したが?」
 和田: 現時点でのチームのバランスを考慮しての起用だった。まだまだ未熟な面があるが、これからも使っていくつもりだ。

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