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トップリーグ第8節〔10月27日〕/福岡サニックスvsサントリー/試合レポート

福岡サニックスブルース
福岡サニックス
vs サントリーサンゴリアス
サントリー

 

サントリー 開幕8連勝で
小野澤100トライの記念すべき試合を飾る

平成24年10月27日(日) 天候:くもり レベルファイブスタジアム【福岡】

●14:00キックオフ
  福岡サニックスブルースvsサントリーサンゴリアス

写真
【マン・オブ・ザ・マッチ】サントリーサンゴリアス:ピーター・ヒューワット

 現在1位と12位のチーム同士の試合。力の差がありそうだがこのカードは通常の試合とは異なる展開となる。昨年このカードの試合中のキック数はたったの3本。お互いランプレーを仕掛け打ち合いとなった。一度はあがった雨が降り出しゲームプランにどう影響するか。

 キックオフ直後から予想通りランプレーの応酬となる。サントリーは浅いラインからフラットパスでゲインを狙う。一方の福岡サニックスは、一度ボールを持てば自陣からでもランとパスでの攻撃を仕掛ける。この時点で観客をゲームに釘付けとする。
 サントリーは6分、8分にSOヒューワットからNo.8竹本のフラットパスで連続トライ。(14-0)
 15分にはWTB小野澤が抜け、トップリーグ通算100個目のメモリアルトライかと思いきや、福岡サニックスFB古賀がしっかりタックルで仕留める。しかしその後繋がれサントリーがトライ。
 21分にもトライを追加し、この時点でサントリーはボーナスポイントを獲得した。(28-0)
 苦しい福岡サニックスだが、ついに徹底したゲームプランが実を結ぶ。30分、連続したオープン展開からミスと思われた1つのパスに、サントリーディフェンスの足が一瞬止まる。その隙を、右外側でライン参加していたPR杉浦が抜けトライを奪う。(28-7)
 その後もサントリーのフラットラインを、福岡サニックスは外側からプレッシャーをかけるディフェンスでミスを誘い、ボールを奪えば果敢にアタックするという、我慢比べの様相を呈したまま前半が終了。

 後半、福岡サニックスはWTBにヘスケスを投入し反撃体制に。7分、サントリーの執拗なサイドアタックを福岡サニックスも素早いポジショニングと低いタックルで止めてきたが、SOヒューワットが体を半分ずらし、さらに体を伸ばしトライ。(35-7)
 15分、ヘスケスがボールを持つと会場は一気に湧き上がる。自陣でターンオーバーしたボールを素早くヘスケスに渡すと、相手を弾き飛ばしながら30mゲイン、左に展開しLO秋田のオフロードパスをWTB濱里耕平が40mを走り切ってトライ。(35-12)
 その後も福岡サニックスはヘスケスにボールを集め、大きくサントリー陣に攻め込むが、なかなかその後が続かない。
 21分、サントリーは昨年まで福岡サニックスに在籍していた小野と、SHデュプレアを投入しテンポアップを図る。
 34分、ついにWTB小野澤のメモリアルトライが生まれる。FWの力強いサイドアタックから福岡サニックスは再三ターンオーバーしアタックするが、再びサントリーにボールを取られると小野澤にボールが渡り中央にトライ。トップリーグ通算100トライ目をあげる。(42-12)
 点差が開くと、福岡サニックスは4トライのボーナスポイントがほしいところ。
 38分、ゴールラインに迫った福岡サニックスはSOからのリターンパスを受けたヘスケスがハイタックルされるが、それを物ともせず体を捻り振り切ってインゴールへ飛び込み3トライ目。(42-19)
 4トライ目を狙って攻め続けるがあえなくノーサイドのホーンが響いた。

 弱いと思われているものは、徹底した戦法と知恵で強いと思われるものに果敢に挑む。強いと思われているものは、自らの強みを発揮し堂々と戦いに応じる。とても見ごたえのある試合であった。
 福岡サニックスのファンは他のチームに比べ多くないかもしれないが、福岡サニックスのラグビーを見に来ている観客は多い。結果がついてくればその観客の力は大きくチームの背中を押してくれることになるだろう。


 

福岡サニックスブルース サントリーサンゴリアス
前半 後半   前半 後半
1 2 T 4 2
1 1 G 4 2
0 0 PG 0 0
0 0 DG 0 0
7 12 28 14
19 合計 42 
反則
6 6 PK 9 5
0 0 FK 1 0
3 合計 15

 


詳しくはトップリーグ公式サイトへ

記者会見


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●福岡サニックスブルース
〔監督〕藤井雄一郎
 何とか試合の流れに喰らいついていくつもりだった。最初の20分で4トライの失点、後々まで響いた。しかし、ゲームメイクに徐々に慣れていけたし、しっかり立て直して後半戦を迎えたい。チーム状態はそれほど悪くないし、課題の修正は出来ていけるつもりだ。

〔ゲームキャプテン〕杉浦敬宏
 前半の入りがすごく悪い、そこに尽きる。開幕戦だけの勝利だが、東芝戦以降状態は良くなってきている。この状態を継続して行きたい。

 

  「前半の入りが悪いとは?」
 杉浦: 皆が前に出過ぎてしまって、フォローする選手との連携不足、コミュニケーション不足になってしまった。
「後半戦への課題とは?」
 藤井: ボールキープが充分出来ていない。皆、ボ-ルを簡単に離しすぎる。特にチャンスとなった場面での、そうした意識を変えて行きたい。
「いいラグビ-をしていてもトライがとれない、勝ち点に届かないが?」
 藤井: トライを獲りたいという意識が強すぎて、抜け出して一発で獲りに行く所に無理がある。
今日はボールキープをしてトライが獲れた。トライの獲り方についても今後修正をかけて行くつもりだ。
   
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●サントリーサンゴリアス
〔監督〕大久保直弥
 試合前からテンポの速いアタッキングラグビーを心掛けたが、このコンディションで質を高めるのが難かしかった。ここ数試合は、全員の力で乗り越えてきたつもりだ。これからウィンドウマンス、主力選手が日本代表で欠けるが、今日の試合でトップリーグ初のキャップを2人の選手が獲った。こうした若い選手を中心にして、これから頑張って行きたい。

〔主将〕真壁伸弥
 まだまだ、守備・攻撃に一環性が足りない。後半戦に向けて修正して行きたい。

〔マン・オプ・ザ・マッチ〕ピーター・ヒューワット
 最初の20分はいい流れのサントリースタイルだった。あと、簡単にトライを獲られてしまった。福岡サニックスが速くワイドに攻めて来る事はわかっていたが、相手に合わせず自分のプレイスタイルで臨んだつもりだ。
 それにしても、小野澤選手の通算100トライは偉業だ!称賛したい。

  「小野澤選手の印象を一言」
 真壁: 俺に任せろ!といったタイプで頼りがいと安心感がある。グッドパパといった感じですね。(笑)
 ヒューワット: 今まで世界で戦ってきたが、彼ほどの素晴らしい選手はそうはいない。
大久保:  彼はいつもハングリーをテ-マに戦っている。いつも向上心を持ってプレイをしている所が素晴らしい。
「昨年タイトルを全て獲っての今季、モチべーションの維持が難しいのでは?」
 大久保: 1試合どれをとっても楽な試合はない。勝利と同時に次へのアタック!まだまだ改善の余地はある。選手一人一人が昨年より更なる向上心で試合に臨んでほしい。

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