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トップリーグ第9節〔12月2日〕/九州電力vsNEC/試合レポート

九州電力キューデンヴォルテクス
九州電力

 vs  NECグリーンロケッツ
 NEC

  

NEC 雨中戦後半怒涛の攻撃で攻守に九州電力を圧倒し
3勝目をあげ上位進出も視野に

平成24年12月2日(日) 天候:雨 熊本県民総合運動公園陸上競技場(KKウイング)【熊本】

●14:00キックオフ
  九州電力キューデンヴォルテクスvsNECグリーンロケッツ

写真
【マン・オブ・ザ・マッチ】NECグリーンロケッツ :ネマニ・ナドロ

 約1月前の第8節を終え、勝ち点8で12位の九州電力と勝ち点11で11位のNECの試合は、熊本県民総合運動公園陸上競技場で開催された。
 九州電力が、前節NTTドコモから挙げた今季初勝利はトップリーグ4年ぶりの勝利でもあり、端迫と吉永の出身地でもある熊本で、2勝目を挙げ勢いをつけたいところ。対するNECは上位チームとの対戦が続き、現在4連敗と苦しんでおり、ここからの巻き返しを狙いたいところ。

 九州電力のキックオフで試合開始。
 九州電力は、NECの反則で得た敵陣でのペナルティーもゴールは狙わず、タッチに出し、ラインアウトからトライを狙う。
 開始5分、NECゴールに迫るものの、ノックオンでこぼれたボールを足にかけられ、一気に切り返される。更にそのまま蹴りこまれたボールをナドロが拾い上げ、右隅にトライ。NECが5点を先制する。
 NECキックオフでゲーム再開、キューデンは自陣で反則を犯し、ペナルティーゴールを追加される。
 しかし、直後にペナルティーゴールを返し、3-8となる。
 九州電力は積極的に攻めるが、NECの激しいタックルにディフェンスを崩せず、チャンスをつくれない。逆にNECは、キックを有効に使い、九州電力にプレッシャーをかけ続ける。
 前半25分、深く蹴りこまれたボールをタッチに蹴り出そうとしたボールが、チェイスしていたナドロに当たりインゴールへ。そのままナドロに押さえられ、九州電力にとっては不運な失点となった。ゴールも決まり、3-15とリードを広げる。
 ペナルティーを得ても、ゴールを狙わずトライを取りに行く九州電力に熊本のファンは盛り上がる。
 前半32分、ラインアウトからのモールを一気に押し込み、左隅にトライ。齋藤が難しいゴールを成功させ、10-15とするが、NECもお返しとばかり、ラインアウトからモールを押し込み、最後はナンバーエイト土佐がサイドをついてトライ、10-20と引き離す。
 九州電力は、前半終了のホーンが鳴った後に得たペナルティーを、齋藤が確実に決め13-20と差をつめて前半終了。逆転の望みを後半につなげた。

 NECのキックオフで後半開始。
 後半7分、ラインアウトからのモールを押し切れず、サイドアタックを繰り返した後、バックスへ展開。敵陣ゴール前5mポスト正面で得たペナルティーも、迷わずクイックリスタート、小森からパスを受けた早田が飛び込みトライ。18-20とこの試合一番の盛り上がりとなる。
 しかし、ここからは二人の外国人に格の違いを見せつけられる展開となる。
 後半13分、NECもペナルティーゴールを狙わず、ラインアウトからトライを狙う。モールからニリ・ラトゥが持ち出し、左隅にトライ。田村がゴールを決め、18-27となる。
 さらに後半18分、ラインアウトからモールを組み押し込んだ後、またもニリ・ラトゥが持ち出し、右隅にトライ。キック好調の田村が、見事なゴールを決めて18-34となった。
 後半21分、森田からナドロへのキックパスが通り、そのまま走りきり中央にトライ、ゴールも成功し18-41。
 後半26分には九州電力が攻めこんだものの、攻めきれずキックを選択、NECに渡ったボールはナドロへと繋がれ豪快な走りを見せつけられる。自陣から80m以上を走り切って、この日3本目のトライ、ゴール成功で18-48。
 だめ押しは後半33分、突破したニリ・ラトゥからパスを受けたナドロは、タックルを受けながらオフロードで釜池に繋ぎ、左隅にトライ。またも、田村がゴールを決め55点目、一方的な試合展開になった。

 熊本のファンの声援に応えたい九州電力ではあったが、防戦一方のままノーサイドとなった。
 この試合のマン・オブ・ザ・マッチは、NECのナドロが選ばれた。


 

九州電力キューデンヴォルテクス NECグリーンロケッツ
前半 後半   前半 後半
1 1 T 3 5
1 0 G 1 5
2 0 PG 1 0
0 0 DG 0 0
13 5 28 35
18 合計 55 
反則
6 4 PK 4 5
1 1 FK 0 0
12 合計 9

 


詳しくはトップリーグ公式サイトへ

記者会見

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●九州電力キューデンヴォルテクス
〔監督〕平田輝志
 九州開催、ウィンドウマンス明けのファーストゲームで是が非とも勝ちたかった。NECのフィジカルの強さ、見えないプレッシャーで自分たちのラグビーが狂い始めて点差が空いてしまった。雨の中、ファンに申し訳ない。  


〔主将〕松本 允
 ウィンドウマンス明けだが前節ドコモに初勝利し、その勢いで今回NECとは順位も近いので勝って上がっていきたかった。途中までは思惑通りだったが後半ラインアウトからNECの勢いを止められず点差が開いたゲームになった。 

  「ゲームプランは?」
 平田: こういう天候で確実にフィールドポジションを取り、敵陣に長くいる試合をしたかった。前半は点数が入らないだろうと思っていたので最少失点に抑えたかった。
ミスで前半に2トライ取られたが全体的には思ったようなゲームプランだった。後半はモールを止められずNECに後半の戦い方の選択肢を与えてしまった。
「端迫・吉永2名の熊本出身選手は?」
 平田: ベテランだが若い選手と同様の動きができる。年齢を感じさせない。今日は充分な戦力と考えて起用した。積極的に若手を引っ張って行ってくれている。
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●NECグリーンロケッツ
〔ヘッドコーチ〕グレッグ・クーパー
 貴重な重要な勝利だった。今シーズンはこれまで苦戦してきたがコントロールの精度があるアグレッシブな試合だった。(ウインドウマンスの1ヶ月で)怪我をしていた選手がかなり復活してチーム層が厚くなった。ディフェンスは80分しっかりできた。

〔主将〕浅野良太
 熊本の多くのNECファンに来て応援してもらいありがたかった。
 1か月ぶりのゲームだったが、勝利が何よりも大きい。これから一個一個上がるためにアグレッシブさ規律を出していきたい。
 ゲームの中で結末がペナルティでなく後半にターンオーバーへと修正できたのが良かった。
 アタックに関してはスペースを認識してそこへボールを送ることができた。

  「1か月間の重点的な練習は?」
 クーパー: ディフェンスが一番大きかった。ファーストタックルができずディフェンスラインのスピードが弱かった。今日の九州電力に対しては前に上がるディフェンスラインが良かった。九州電力のボール支配率が高かったが、しっかりしたディフェンスで勝利した。マイボールをキープしてトライを取ることができた。
「田村選手の12番起用について?」
 クーパー: 去年も12番でプレイしており合っている。ビジョン・スキルがあり、落ち着いたプレイでディフェンスも上手い。スタンドオフ森田と田村二人の司令塔で判断ができる。
「マン・オブ・ザ・マッチのナドロ選手について成長している点は?」
 クーパー: 個人でのディフェンスだけでなく、チームのストラクチャーに合ったディフェンスができるよう成長した。
日本で一番破壊的なディフェンスを望んだができたと思う。

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