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第49回 全国大学選手権大会セカンドステージ第2戦〔12月16日〕/帝京大学vs福岡工業大学/試合レポート

平成24年12月16日(日) 天候:晴れ レベルファイブスタジアム【福岡】

●14:00キックオフ
  帝京大学vs福岡工業大学

 昨年度の大学選手権で96-6と大敗し、それ以後、帝京大学へのリベンジを目標にチーム作りを行ってきた福岡工業大学。一方帝京大学は拓殖大学を危なげなく退け、大学日本一に照準を絞る。福岡工業大学が、帝京大学にどれだけ肉薄するかに興味が持たれる一戦となった。

 帝京大学のキックオフで始まったゲームは、帝京大学が相手陣に攻め込み、2分22mライン付近のマイボールラインアウトからモールを形成し、そのまま押し込みインゴール右隅にトライ。GKは不成功に終わるが5-0と先制する。
 帝京大学は4分、自陣でのマイボールスクラムから左サイドに展開し、FB竹田がライン参加しWTB菅谷がフリーの状態でパスを受け、中央に回りこんでトライ。GKをSO中村が決め12-0と点差を広げる。
 更に帝京大学は、10分には相手陣でのマイボールラインアウトのボールを左に展開しSO中村が裏に抜け、そのままトライ。14分にはクイックスローインのボールを左に展開し、WTB小野がトライと得点を重ねる。
 その後も帝京大学は16分No.8李、24分フランカー松永、26分ロックジョシュア・マニング、33分フランカーマルジーン・イラウアと異なったプレーヤーが次々とトライを重ね、前半を57-0とリードして終了する。

 前半は帝京大学の一方的な試合展開となった。体格・スピードに勝り、高い技術、闘争心溢れる帝京大学の前に、福岡工業大学はマイボールのキープも困難な状況であった。福岡工業大学も意地のタックルで対抗したが、豊かなスピードとボディバランスが優れた帝京大学のプレーヤーに跳ね返された。ディフェンスの意識も高い帝京大学から、福岡工業大学が一矢報いることができるかが、後半の見所となった。

 福岡工業大学ボールで後半キックオフ。帝京大学は開始早々相手陣深く攻め入り、3分にはゴール前5mのマイボールスクラムから、No.8李がサイドを突破しそのままトライ。GK(中村)も決まり64-0とする。
 10分過ぎには福岡工業大学が相手側の反則により、ゴール前に迫る。しかしマイボールスクラムのチャンスをノックオンで潰すと、帝京大学はほぼ同位置のマイボールスクラムからNo.8の李がサイドを突破し左サイドに展開、約100mを繋ぎ22番徳富がトライ。
 また福岡工業大学は、26分過ぎには相手陣22mライン付近のマイボールラインアウトからFWがラッシュしゴール前に迫るが、ゴール前5mのラックでターンオーバーされ得点できない。
 帝京大学は後半メンバーを入れ替えながらも、攻撃の手を緩めず、後半だけでノーホイッスルトライ3本を含む9トライ59得点をあげた。また、厳しく忠実なディフェンスで、福岡工業大学の攻撃を無失点に封じた。帝京大学が116-0で勝利を収めた。攻守両面において、帝京大学が福岡工業大学を圧倒したが、福岡工業大学はセットプレー(スクラム・ラインアウト)においては比較的マイボールを確保することができ、最終戦に向け明るい材料といえる。

 帝京大学は次週プールDの一位をかけ、同じく全勝の立命館大学と対戦する。大学選手権4連覇達成のためには、隙を見せずに勝利を収めたいところ。
 福岡工業大学は拓殖大学と対戦する。Dプールでは福岡工業大学と最も力が接近している相手であり、是非とも初勝利を期待したい。また、勝ち点2以上を挙げる事ができれば、来年のファーストステージ免除の可能性も残されており、九州のラグビーファンにとっては楽しみな一戦である。


 

帝京大学 福岡工業大学
前半 後半   前半 後半
9 9 T 0 0
6 7 G 0 0
0 1 PG 0 0
0 0 DG 0 0
57 59 0 0
116 合計 0 
反則
3 5 PK 4 4
0 2 FK 2 1
10 合計 11

 


詳しくは日本ラグビー協会公式サイトへ

記者会見

福岡工業大学

●福岡工業大学
〔監督〕宮浦成敏

 昨年大敗してから今日までのこの一年、リベンジしたいとの想いでやってきた。残念な結果に終わってしまったが、良い所もあった。
 今後もチャレンジ精神を忘れずに、帝京大学と拮抗した試合が出来るように頑張って行きたい。次の試合が今季最後、良い試合が出来るように臨みたい。

〔主将〕下川兼典
 昨年の大敗を糧に、今日の試合でどれだけ食下がれるか臨んだが、全ての局面で帝京大学に及ばなかった。今日の試合で得た事を、最後の試合に活かしたい。

 

  「全ての局面で及ばなかったとは?」
  下川: フィジカルの差も大きいが、全ての局面で受けに回ってしまっていた事だ。
「九州と関東との差、どの辺りに感じるか?」
 宮浦: まず、優秀な人材の流出だ。九州では競い合う強豪チームが少なく、プレイ一つ一つのレベルアップがなかなか図れない。我々関係者としては、九州の各大学が魅力あるチーム作りが出来るように努力していかねばならないと思う。
「昨年のメンバーが10人残っているが、今日の試合で詰めれた事は?」
  下川: アタック面でテーマを決めてやってきた。トライは出来なかったが、後半の攻めの局面ではかなりいいボールキープが出来ていた。
「今季は大学選手権の方式が変わったが?」
 宮浦: 九州地区以外、東海・東北他の地域でも、関東・関西への人材の流出を防ぎ、底辺の拡大を図っていきたい。
「今日の試合で良かった点をあげるとすれば?」
 宮浦: 後半かなりの局面でボールキープが出来ていた。今後、アタック力を強化してプレイの継続をし続ければ、まだまだいける。
「今日の試合で帝京大から学んだ事は?」
 宮浦: フィジカル、スキル両面がしっかりしている。マイボールのキープ力、ブレイクダウンの上手さ、非常にしっかり管理されていると感じた。

 

 

帝京大学

●帝京大学
〔監督〕岩出雅之

 今日はしっかりしたゲームをやるという目標だったが、目指している事がきっちりと出来た。選手一人一人がチャレンジ精神でやってくれた。次のステージにこの勢いをつなげれるように、次節以降、試合に臨んで行きたい。

〔主将〕泉敬
 自分たちが練習を通してやってきた事、やるべき事が、良い面も悪い面も出てた試合だった。福岡工業大学の最後まで諦めないプレイもあって、自分たちのプレイが出せない局面もあったように思う。次への反省点としたい。

  「関東対抗戦での筑波大学戦敗戦の影響は?」
  岩出: 筑波大学戦で、選手たちは燃える闘志・気持ちをもらった。次の再戦を楽しみにしていると思う。
「昨年も対戦したが、福岡工業大学の印象は?」
 泉: 帝京大学に対する強い思いを、試合中ずっと感じていた。ひたきにプレイされていたと思う。
「今日の試合でのチェックポイントをあげれば?」
  岩出: シーズンを通して一貫してやってきた事が、筑波大学戦では出来なかった。今日は十分に出せたと思う。今後、試合を通しての反省すべき点はきっちりと押さえてやって行きたい。
「今日の試合を見てて、選手たちのモチベーションの高さが素晴らしいと感じたが、どのようにチーム作りをしてきたのか?」
  岩出: 全国トップを目指すには、技術面だけではなく全ての面でしっかりとしていなければいけない。経験を踏まえて学生たちが将来企業でプレイする場合においてもしっかりと活かされてくるはずだ。ラグビーだけでなく、学生たちが生きる力を培えるように指導している。全てに手を抜かない、しっかりとやりきる・・・
今日の試合を東京に残ってテレビで見ている部員たちの励みになってくれるように、そうした模範となれる選手になってほしいと、毎日の生活で指導している。

 


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