トップリーグ第5節〔9月23日〕/宗像サニックスvsNEC/試合レポート

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宗像サニックスブルース vs NECグリーンロケッツ

宗像サニックスブルース
NEC

平成29年9月23日(土) 天候:くもり レベルファイブスタジアム【福岡】

19:00キックオフ
宗像サニックスブルース vs NECグリーンロケッツ

写真

【マン・オブ・ザ・マッチ】
NECグリーンロケッツ:No.1 瀧澤直

宗像サニックスブルース NECグリーンロケッツ
前半 後半 前半 後半
0 2 T 0 4
0 2 G 0 3
0 0 PT 0 0
1 0 PG 1 0
0 0 DG 0 0
3 14 3 26
17
合計 29
反則
3 5 PK 7 6
1 0 FK 0 0
9 合計 13

記者会見

宗像サニックスブルース

宗像サニックス

〔監督〕藤井雄一郎
今日はほんとに大事な試合で、選手は一生懸命にやっていたが、力も拮抗したチームで、カードが出て14人で戦う時間が長く、そこで得点を入れられた。
まだまだ試合は残っており、次はグローバルアリーナで絶対勝たなければいけない試合なので、しっかり切り替えていきたいと思う。

〔主将〕新井信善
カードを貰ったことが全ての敗因だと思う。

――カードを貰ったことによって、交代のタイミングやゲームプランの変更をしなければならなかったのか。開幕以来中々勝ち星がないが、この試合に臨むにあたって修正点があったのか、その修正点を解消できたのか?

藤井雄一郎 ケガ人が多い状態で本来のポジションでない選手にカバーしてもらった。それでも今週はケガ人も少し戻ってきていい練習はできた。
セット重視で4試合戦い、ジェネラルプレイと融合できればという感じだったが、イエローカードが出て交代のタイミングも失ってしまった、ケガ人も出て、予定外の展開となった。
それも含めてチーム力だと思っているので、今いるメンバーで次は必ず勝ちいきたいと思う。


NECグリーンロケッツ

NEC

〔ヘッドコーチ〕ピーター・ラッセル
我々は勝利が必要な状況だった。ホームのサニックスと戦うため、この一週間しっかり準備を行い、特にセットピースでフォワードがしっかりやってくれ結果が出た。
サニックスはワイドなアタックをしてくるのを予想していたので、我々は早いディフェンスを心掛けていたが、前半から多くのタックルをしなければならない状況となった為、フォワードが早くに疲労してしまった。しかし最後には修正し、勝利できたことは非常に良かった。
試合内容として観客は楽しかったかと思うが、コーチにとっては中々厳しい試合で、特に後半20分以降のサニックスの巻き返しは凄かった、そして14人になってもしっかりと強いラグビーをしてきたことは良いチームだと思う。
我々はプレッシャーを受けてもボールをしっかりキープすること、シーズンを通して掲げていることができ、勝利に繋がったと思う。
来週のリコー戦まで期間が短い為、しっかり切り替えて準備したいと思う。

〔主将〕瀧澤直
今日の試合は、19時からということで、気候も良く多くの方に応援していただき、素晴らしい環境の中プレイできうれしく思う。
最後に追い上げられるシーンはあったが、試合全体を通してペースは掴めていた。ペナルティや簡単なミスで流れを保持できず、あわよくばボーナスポイントを取れる可能性もありながら、取れなかったことは反省点である。
サニックスはアタックが素晴らしく、ボールキャリアの強い選手がいる中で、ディフェンスで我慢しきれたシチュエーションが多くあったので、ディフェンスを強みにしていきたいNECにとっては大きな収穫であった。
同じリーグのサニックスを相手に、NECが4ポイント獲得し、サニックスを0ポイントに抑えたのは喜ばしいことであるが、5週連続の試合が一試合終わっただけの事でもあるので、次のリコー戦まで期間が短いのでいい準備をして、いい試合をしたいと思っている。

――前半セットピースは良かったとヘッドコーチは言っていたが、スクラムで押していたにも関わらず何度かペナルティを取られていたが、どこが問題で、試合中にどのように修正したのか?

瀧澤直 押したのにという部分に関しては、最後まで修正できずペナルティを取られてしまったので反省しなければならない。次の試合で同じようなことをすれば、負けてしまう可能性もある。
今日の試合は細かな修正は出来たが、大きな修正は出来なかったと反省している。

――1番というポジションとしての手応えで、今日は組み勝っていたいと気持ちはあったのか?

瀧澤直 そういうスクラムのシチュエーションはあったが、勝ち切れていなかったから、コラプシングという反則を取られたと理解しているし、反省点でもある。

――来週リコー戦だが、本日リコーは5ポイント獲得、NECは4ポイント、ポイント差が1となり、NECは4位で、当面のターゲットになると思うが、どんなポリシーで戦いたいか?

ピーター・ラッセル サニックスでもリコーであってもそれぞれの特徴はあるが、我々の強みを出して組み立てて戦いたい。

――強みとは、ディフェンスの強みか?

ピーター・ラッセル リコーは、タマティ・エリソン、ロビー・ロビンソン、コリン・ポークやトンガ出身の強力なランナーがいるので、それに対して我々はディフェンスで良い形で止めていくことが重要だ。 逆にリコーの弱みに対して、我々の強みを出していくという形でディフェンス、アタックともにやっていかなければならいと考えている。

――後半サニックスのフランカー退場でゲームプランに変更はあったか。後半最後に盛り返されたが何か想定外の事があったのか?

瀧澤直 カードが出た際、ゴール前であったが、ショットが難しいとポジションであったので、数的有利であるフォワードで自信のあるモールで行くと判断した部分は変更した部分ではあるかもしれないが、ジェネラルなところに関しては、相手の人数に関係なくやるべきことを遂行し特に変更はしていない。
後半に盛り返されたところに関しては、我々がトライを取れるシーンで、スローフォワードしてしまい気が緩んだ可能性があるのと、サニックスは逆にトライでは無かったことで、気持ちがプラスに生じたと思われる。
ただ、そのような苦しい時間を何度も迎えながらも、最後にルーキーの山田がトライを取ってくれて、チームとしても点数としても良い結果となったので、ピンチを耐え抜いた自分たちを褒めたいと思う。


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