トップリーグ第3節〔9月15日〕／宗像サニックスvsNEC／試合レポート
宗像サニックスブルース vs NECグリーンロケッツ
平成30年9月15日(土) 天候：雨のちくもり レベルファイブスタジアム【福岡】
15：00キックオフ
宗像サニックスブルース vs NECグリーンロケッツ
【マン・オブ・ザ・マッチ】
NECグリーンロケッツ：No.9 中嶋大希
| 宗像サニックスブルース | 対 | NECグリーンロケッツ | ||
|---|---|---|---|---|
| 前半 | 後半 | 前半 | 後半 | |
| 0 | 3 | T | 2 | 2 |
| 0 | 0 | G | 1 | 1 |
| 0 | 0 | PT | 0 | 0 |
| 0 | 0 | PG | 1 | 0 |
| 0 | 0 | DG | 0 | 0 |
| 0 | 15 | 計 | 12 | 12 |
| 15 | 合計 | 24 | ||
| 反則 | ||||
| 3 | 4 | PK | 6 | 5 |
| 1 | 0 | FK | 0 | 1 |
| 8 | 合計 | 12 | ||
記者会見
宗像サニックスブルース
〔監督〕藤井雄一郎
「今日は有難うございました。」
初戦、自分たちのやりたいことが全く出来なかった。今日は地元から沢山の人が応援に来てもらえるので、自分たちの足跡を残せるような戦いをしようとした。ミスもあったが、後半は何とか盛り返して、もう一本取れればというところまでは行ったのだが。次の試合に向けてしっかり準備していきたい。
〔主将〕杉浦敬宏
「本日は有難うございました。」
初戦の日野戦でトライが取れず、今週はアタックにフォーカスして準備してきた。後半は自分たちの形が出せたと思うが、勝負所のラインアウトだったり、ラック周辺でのディフェンスが悪くて敗れた。その辺は修正して次に繋げていきたい。
――セットプレーの評価は？
藤井雄一郎 プレッシャーは受けてないが、自分たちの単純なミス、向こうも競ってないのにミスしたり、サインミスしたり。スクラムも何本かいいスクラム組んだし、ちょっと押されるような場面もあったが、そこは修正して行かないといけない。
――どういったミスが勝敗を分けたか？
藤井雄一郎 前半はもうひとつパスが繋がっていたりとか、前半はしっかりジャブを撃ちこんだ。後半は向こうの足にきてたところもあったが、本当に簡単なところでのエラーでトライを取られた部分だ。ラインアウトも自分達でミスしてトライを取られたり、というところ。
――北海道地震で試合が出来なかったが、その影響は？
藤井雄一郎 一週間空いたが、そこは特に影響はなかった。
――今後フォーカスして取り組まないといけないことは？
藤井雄一郎 セットプレーからのアタックで、自分たちのボールを失い逆襲された。その辺のトランジットの部分、ラインアウトを選択するのかしないのか、そういったところだ。
――後半10分だけだが出場した森林選手については？
藤井雄一郎 彼は練習から真面目で、一生懸命やっているし安心して使える選手だ。
NECグリーンロケッツ
〔ヘッドコーチ〕ピーター・ラッセル
我々はこの福岡の地に勝利するために来たのだが、それが達成できて嬉しく思う。ただ、サニックスに後半は危険なアタックをさせてしまい、反省しないといけないところで、サニックスのアタック力に関して後半は素晴らしかったと思う。我々も前半に良いパフォーマンスはしていたが、そこでチャンスをものにしきれなかった。そこが出来れば試合展開は違ったと思う。
〔主将〕森田洋介
「まずはサニックスの皆様、協会関係者の皆様、お越しいただいたファンの皆様に感謝を申し上げたいと思います。」結果としては3節を経てやっと我々も勝利を得れたということで、喜ばしいところではあるが、我々が掲げていたテーマ、ディシプリン（規律）とボールキープ、継続するところに関してはまだまだ修正点がある。次のサントリー戦に向けて修正をしていきたい。
――勝ったことに関して喜んでいいのか、ボーナスポイントを獲れなかったことが悔しいところなのか？
ピーター・ラッセル いい質問だ。(笑)前半でサニックスを突き放すことが出来ずに、簡単に息を吹き返させてしまったこところが悔やまれるところ。今回の勝利で自信になったので、次のサントリー戦に繋げていきたい。
――4トライ取った要因は？
ピーター・ラッセル 今週はアタックの冷静さ、ということをフォーカスしてやってきた。プレッシャーのもとで、冷静になってアタックできたと思う。
――亀山選手を先発で起用した理由は？
ピーター・ラッセル 良いオプションを選択することが出来るので、こういう起用になった。
――（森田キャプテンへ）亀山選手に関しては？
森田洋介 今回初スタメンということで、彼としては凄い緊張していたみたいだが、そんな感じを思わせないプレーというか、3年目にもなるし、こちらも練習で合わせてきてるんで、そこは心配ない。サポートする気持ちはあったが、好きにやっていいよと。10番としての責任を果たしてほしく、それがまた彼の経験にもなるし、そうやってまたチームが良い循環になればいいなと思いながらプレーしていた。全体的に良いパフォーマンスだったと思う。
――次のサントリー戦、どういう感じで戦って、勝ちに繋げたいか？
ピーター・ラッセル サントリーは、昨日の敗戦で傷ついているところもあると思うので、しっかり戦っていきたい。練習試合では前半の30分はしっかり戦えた。次の試合も勝って、勝つ文化を作っていきたい。
森田洋介 神戸製鋼が勝った試合を拝見して、色んなヒントがあった。テンポが速いラグビーに対して、まずフィジカルで勝つというところと、こっちがボールを保持したら保持し続けないといけないというところで、今日の大きな課題である継続のところをもう一度修正し、サントリー戦に向けて準備していきたい。
――ルーキーの中嶋選手については？
森田洋介 非常に周りが見える選手で、フォワードへのボールの入れ方、コミュニケーション能力、フィジカリティのところなど突出したところがあるので、ルーキーとは思えない選手だ。
