トップリーグカップ第2節〔11月17日〕/コカ・コーラvs豊田自動織機/試合レポート

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コカ・コーラレッドスパークス vs 豊田自動織機シャトルズ

豊田自動織機

平成30年11月17日(土) 天候:晴れ レベルファイブスタジアム【福岡】

11:30キックオフ

マン・オブ・ザ・マッチ

【マン・オブ・ザ・マッチ】
豊田自動織機:No.8 フィナウフィリペサーリ

コカ・コーラレッドスパークス 豊田自動織機シャトルズ
前半 後半   前半 後半
3 0 T 1 3
3 0 G 1 3
0 0 PT 0 0
0 0 PG 0 0
0 0 DG 0 0
21 0 7 21
21 合計 28
反則
PK FK PK FK
4 0 前半 2 0
6 1 後半 4 1
10 1 合計 6 1

記者会見

コカ・コーラレッドスパークス

コカ・コーラ

〔ヘッドコーチ〕アール・バー
「本日はありがとうございました。」
試合の入りはアタックもディフェンスもすごく良かったし、スキル的にも今シーズンのベストなラグビーを見せることができたと思うが、21点差があったにも関わらず負けたのは非常に残念だ。
負けの原因は、敵陣に入れずに自陣でのプレイが続き、そこでプレッシャーを受けてペナルティを繰り返してしまったこと。
成長したところがあった部分はすごく嬉しいが、12月に向けて修正すべき点を修正し、頑張りたい。

〔ゲームキャプテン〕桑水流裕策
素晴らしい環境の中でプレイできたことは、すごく楽しかったし、来年のワールドカップのリハーサルと言うことで、観客の動員をはじめラジオブース、スモークの演出などすごく気持ちが高まる中での試合を迎えることができた。「九州ラグビー協会、福岡県ラグビー協会や関係者の方々に感謝いたします。」
ゲーム内容に関しては、ヘッドコーチが言ったように、前半はアタックもディフェンスも自分たちがやりたいようにアグレッシブにプレイできたが、後半に入りエリアが取れず、ペナルティを何度もしてしまい我慢しきれなかったところが、負けた要因だと思う。

――スクラムで押された場面もあり、最後はラインアウトで逆転トライを取られてしまったが、セットピースについては?

桑水流裕策 セットピースは以前から、特にスクラムは課題で今日の試合を迎えた。豊田自動織機のフロントローのメンバーを見ても、スクラムでプレッシャーを掛けてくるなと分かっていてそれに対してしっかり準備はできていた。
前半は一本押されたが、それ以外は修正できていて自分たちの組みたいスクラムは組めていたと思う。
後半、豊田自動織機のフロントローが三人入れ替わり、最初は対応しきれなかったが、試合の中で徐々に対応でいるようになったので良かった。スクラムではあまりネガティブな印象は受けてはいない。身体の大きな相手に対して、低さと一瞬のヒットスピードで勝とうと言っていたので、そこはできたと思う。
逆転トライを取られた最後のラインアウトに関しては、自分たちのサインミスだった。

――前半21得点で後半はスコアができなかったが、豊田自動織機が後半変えてきたと思われる部分はあるか?

アール・バー 豊田自動織機が変えたというより、自分たちに原因があると思う。キックがうまく使えず自陣から出られなくなったこと、タックルやスクラム、ラインアウトも多くなり、守り切れずトライを奪われた。
キックチェイスも前半の35分以降うまくできなくなり、そこで試合の流れが変わったと思う。

――コカ・コーラ所属のトゥポウ選手とラファエレ選手が日本代表として、トゥイッケナムで行われるイングランド戦で先発しているが、彼らに何を持ち帰って貰いたいか、期待していることは?

アール・バー テストマッチから何かを持って帰ってもらうよりも、ともてハードな試合が続くので、怪我無く戻ってくることと、メンタルに関しては12月1日に向けてフォーカスできていることが重要だと思っている。

――12月に順位決定戦があるが、ヘッドコーチが手応えを感じているところはあるか?

アール・バー 成長している点はセットピース。今日はラインアウトのとても大事な場面でミスが出てしまったが、相手に大きなロックがいて、フッカーもプレッシャーを感じた中いいスローができていたと思うし、スクラムもすごくよくなっている。その2つセットピースがNEC戦に向けてすごく大事になってくる。それと、選手交代した際のインパクトプレイが必要だと感じる。


豊田自動織機シャトルズ

〔監督〕レオン・ホールデン
「本日は有難うございました。」難しいゲームの始まりだったが、前半の35分で21点取られてしまい、そこから取り返さないといけない状況で、後半はキャプテンとチーム全員がパニックにならずに取り返してくれて誇りに思う。
しっかりと自分たちの強みを出して、しっかりプロフェッショナルの姿勢を持って戦ってくれたことも誇りに思う。

〔ゲームキャプテン〕竹内健人
前半は受けてしまうところが多かったので次の課題にしたい。後半はヘッドコーチが言ったように、パニックになることはなく立ち直れた。

豊田自動織機

――後半、コカ・コーラは陣地が思うように取れず、プレッシャーを受けたと言っていたが、ハーフタイムでどのような指示を出したのか?

レオン・ホールデン 後半はディフェンスを徹底し、自陣に攻め込んでこさせないように指示をした。こちらがボールを持った時は、しっかりとフェーズを重ねてボールをキープし続けるように指示した。その二つをしっかり出すことができ、いい展開に繋がった。

――スクラムで押し込んだトライもあったが、セットピースの手応えは?

竹内健人 コカ・コーラ相手に、どのくらいうちのスクラムが通用するかという課題で試合に臨んだ。前半は少しうまくいかなかったが、後半はしっかり立て直すことができ、セットピースをノミネートすることができたのであの様な展開に繋がったと思う。

――マンオブザマッチを獲得したN0.8のフィナウ フィリペサーリ選手。移籍して一年目の選手だが、彼の魅力とこれから成長して欲しいと思う部分を教えてほしい。

レオン・ホールデン 今シーズン、フィリペ選手がフルで出場したのはこのゲームが初めてで、ハムストリングの怪我で苦労していましたが、ゲームに出る度にどんどん良くなってきている。初めのトライは個人の能力を使ったトライで、最後の2トライはしっかりチームで取ったものだと思う。


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フォトギャラリー

  • 【第1試合】 
    11:30 キックオフ 
    コカ・コーラレッドスパークス vs 豊田自動織機シャトルズ 
  • 【第2試合】 
    14:00 キックオフ 
    宗像サニックスブルース vs ヤマハ発動機ジュビロ
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