トップリーグカップ第2節〔6月29日〕/九州電力vsNTTドコモ/試合レポート

TopLeague

九州電力キューデンヴォルテクス vs NTTドコモレッドハリケーンズ

九州電力

令和元年6月29日(土) 天候:くもり ミクニワールドスタジアム北九州【福岡】

11:30キックオフ

マン・オブ・ザ・マッチ

【マン・オブ・ザ・マッチ】
NTTドコモレッドハリケーンズ:No.14 藏田知浩

九州電力キューデンヴォルテクス NTTドコモレッドハリケーンズ
前半 後半   前半 後半
1 0 T 3 4
0 0 G 2 3
0 0 PT 0 0
0 0 PG 0 0
0 0 DG 0 0
5 0 19 26
5 合計 45
反則
PK FK PK FK
2 1 前半 2 0
7 0 後半 2 1
9 1 合計 4 1

記者会見

九州電力キューデンヴォルテクス

〔監督〕川嵜拓生
今回は一週間いい準備ができて、私達にとっては大きな経験ができたかなと思っている。ただアタックの最終的にスコアにつなげていくところ、ディフェンスのフェーズが重なったところ、まだまだこのステージのチームとは差があるということを経験できたので、少しでもその差を埋めて次戦につなげていきたいと思う。

〔主将〕山田有樹
先週のヤマハ戦から、1対1のブレイクダウンと、粘り強さをしっかり修正しようということで臨んだ試合だった。前半、スコアは取られたが、自分たちの粘り強いディフェンスはできていたと思う。しかし80分間通してできていたかというと、力の差をつけられたというのが現実だった。
次戦に向けてシステムは変わらないが、一人一人のリロードの速さと1対1の強さをしっかり修正したい。

九州電力

――久しぶりに外国人を入れた意図と果たして欲しい役割は?

川嵜拓生 チームとしては常にトップレベルを目指していく中で、外国人選手を加入させるか、させないかは、我々の判断というより会社の判断だが、新しい戦力を加えてくれたというのは感謝しているし、活用していきたいと思っている。
彼らに求めるところは、ロックのトム・ロウは、セットプレイの中心になって欲しい。
フィル・バリーは、スタンドオフとセンターのプレイヤーだが、ゲームコントロールに期待している。
スーパーラグビーが終わって二週間、チームに加わって10日間ほどだが、かなり積極的にコミュニケーションを取ってくれているので、新しい風・新しい力になってくれるのではないかと思う。

――新加入の外国人選手と以前からいる選手との化学反応も含め、チームがどのように変わっていくかという期待感は?

川嵜拓生 今いる殆どの選手がトップリーグを経験していないので、練習においても激しさやスピードを感じることができることで、他の選手たちを持ち上げていってくれれば思う。

山田有樹 スーパーラグビーから入ってきた二人は、積極的に日本語で話しかけてくれたりして、僕らも非常に親しみやすいチームメイト。その二人に任せるだけでなく、日本人のメンバーがレベルアップしないと今のレベルでは通用しないので、しっかりレベルアップして連携を密にしていきたい。

――トップリーグカップに挑むにあたって昨年から変えたところは?

川嵜拓生 今までも春シーズンはトレーニングマッチをしていたし、トップリーグのチームよりは早目に準備ができたと思うが、大きく変わったところはない。ただ戦う相手がトップリーグのチームというのはいい機会だと感じている。
あと5試合連続というのは経験したことがないので、ここの結果がどうなるかは、やり終えてチームの状態を見てみないと分からないとこでもあるが、その結果をもとに秋のシーズンの準備をしていきたい。

――トップリーグカップでより沢山の人に見てもらえるということも含め、選手として例年と違う点はあるか?

山田有樹 トップリーグチームと試合をするのは入替戦や練習試合でしかないので、トップリーグチームと戦えるのはすごくいい経験になり、メディアにも取り上げられる機会も多くなるので、勝敗にもこだわっていきたい。


NTTドコモレッドハリケーンズ

NTTドコモ

〔ヘッドコーチ〕マイケル・ブリューワー
まずは九州電力に敬意を表したい。今日の試合のアプローチ、うちに対しての攻め方がとても良くていい戦いができたと思う。特にブレイクダウンに関してとても良く、うちは速いテンポでやりたかったが、やらせてくれなかった。
九州電力の試合に取り組む姿勢に関して、とてもポジティブなものを感じた。
我々はもっと得点できたと思うが、ラストパスやラストキャッチが普段のレベルとはほど遠いものだった。ただ、それはヤマハ戦にとっておくことにする。

〔主将〕佐藤大朗
チームの特徴であるフォワードで勢いをつけて、バックスで速く展開をするというところをブレイクダウンでプレッシャーをかけられ、中々思うようなプレーができなかった。あとは敵陣に入って簡単なミスをしていることが前節より続いているので、次のヤマハ戦に向けてしっかり修正していかなければならない。

――トップリーグカップの意義をどのように考えるか?

マイケル・ブリューワー 日本人の若手選手に高いレベルを体感するいい機会だと思う。九州電力や釜石、マツダといったチームがトップリーグのチームに対してどこまでやれるのか判断するいい機会で、どういうスキルレベルで、どういう強度でやる必要があるのかが具体的に分かってくるのではないかと思う。
九州電力は昨年と比較すると、断然にいいチームになっていた。かなり向上したと思う。ただやることはまだまだ山積みだと思う。
うちも同じで向上はしているが、トップリーグのトップチームと比較するとまだまだ差があるので、やることは山積みである。
試合をしなければそれを感じることはできないので、とても価値のある大会だと感じている。

――カップ戦が終ったらワールドカップで、リーグは来年の1月からになるが、難しいシーズンではないか?

マイケル・ブリューワー カップ戦が終わったら9月8日まで休暇を取る予定。うちは18ヶ月先を見込んでスケジュールを組んでいる。そのプランはリクルートや育成と捉えていて、より大きく・より速くを目指しており、特にフィジカル面を強化している。


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