トップリーグ第3節〔1月25日〕/宗像サニックスvsNTTドコモ/試合レポート
宗像サニックスブルース vs NTTドコモレッドハリケーンズ
2020年1月25日(土) 天候:くもり グローバルアリーナ【福岡】
13:00キックオフ
【マン・オブ・ザ・マッチ】
宗像サニックスブルース:No.4 ジェームス・ムーア
宗像サニックスブルース | 対 | NTTドコモ | ||
---|---|---|---|---|
前半 | 後半 | 前半 | 後半 | |
2 | 4 | T | 2 | 1 |
1 | 4 | G | 2 | 0 |
0 | 0 | PT | 0 | 0 |
1 | 1 | PG | 0 | 0 |
1 | 0 | DG | 0 | 0 |
18 | 31 | 計 | 14 | 5 |
49 | 合計 | 19 | ||
反則 | ||||
PK | FK | PK | FK | |
7 | 0 | 前半 | 2 | 0 |
3 | 0 | 後半 | 3 | 0 |
10 | 0 | 合計 | 5 | 0 |
記者会見
NTTドコモレッドハリケーンズ
〔ヘッドコーチ〕マイケル・ブリューワー
今日のパフォーマンスはとても残念だった。試合前から厳しい試合になると思っていた。サニックスは、特にコンタクト部分がかなり成長していた。個人的にもサニックスはそこで勝っていた。後半最初にチャンスがあったが、そのチャンスを活かすことが出来なかった。こちらが攻め込んだところをターンオーバーされてしまいトライまで行かれ、勢いが変わった。そこからリカバリーすることが出来ずそのまま負けてしまった。
来週、神戸製鋼、このリーグで一番強い相手と対戦となる。大阪に帰ってどこを向上していかないといけないか考え、ハードワークしていきたい。
〔ゲームキャプテン〕キーパ・ミーウィット
今日の試合に出たメンバー達もかなり残念な気持ちだ。プラン通り、こちらは良いプランを練って相手の強みもわかっていた。どういうプレーをするのか分かっていたけれども、プランを実行することが出来なかった。見て分かる通りコンタクトの部分で圧倒されてしまい、正直言って恥ずかしいぐらいだ。実際に試合を通して感じたのは、サニックスはコンタクトの部分でかなり向上していた。そこは相手を称えるところ。うちもそこは修正しないといけない。
――先週から先発を7人変えたがその意図は?
マイケル・ブリューワー インフルエンザになった選手が何人かおり、何人かの選手は一切練習しないまま試合に臨んだ。昨日まで家にこもっていた選手もいた。あと、ローレンス・エラスマスは膝のけがだった。ヤマハ戦ぐらいまで出られないと思う。東芝戦のパフォーマンスは、スクラム以外で満足していたが、選手を変えた理由は怪我と病気による。
――今日のスクラムの評価は?
マイケル・ブリューワー 実際、サニックスに圧倒されてしまった。東芝にやられたほどではないが、またやられてしまった。今週はスクラムからアタックするプラットフォームはあった。先週、ラインアウトは機能していたし、ブレイクダウンとコンタクトエリアもかなり良くやれていた。ただスクラムは機能していなかった。今週も同じく機能していなかった。
――今日の戦略については?
マイケル・ブリューワー プランとしてはダイレクトに行こうと。相手を引き付けてワイドに展開していく考えだ。後半の最初はそれが出来た。前半の最後と後半の入りはそれが出来て、サニックスにプレッシャーをかけることが出来た。ただ、コンタクトのところで負けてしまった。サニックスは称賛に値すると思う。こちらが想像していた通りのプレーを、更に高い質でサニックスはプレーしていた。
――ヴィンピー・ファンデルヴァルト選手は来週出られそうか?
マイケル・ブリューワー 神戸戦は間に合わないと思う。ヤマハ戦で復帰する見込み。今日、ヴィンピーの能力があればコンタクトはもう少し渡り合えたと思う。彼が一番好きな部分でもあるから。良く練習しているし、走っても痛みが無い状態。我々も彼の復帰を待ち望んでいる。
宗像サニックスブルース
〔ヘッドコーチ〕コーリー・ブラウン
凄くうれしい勝利とパフォーマンスだった。23人以外のメンバーも含め、全員の力で出来たことだと思う。途中出場の選手のインパクトも凄く良く、ここ3試合のパフォーマンスも良かったし、プレシーズンに頑張ってきたことが出せている。ホームのグローバルアリーナで、家族や友人たちの前で勝てたことが良かった。
〔キャプテン〕福坪龍一郎
まずはこのグローバルアリーナで勝てたことが大きい。試合では、気持ちが入ったあまりペナルティが多くなったことは反省点だが、自分たちがプレシーズンからやろうとしていたことをひとつひとつ出せた。それはプラスになることで、これを続けていきたいなと思う。
――サンティアゴ・ゴンザレス選手や山田大生選手など新しい選手を起用した理由は?
コーリー・ブラウン サンティアゴはクリスマスぐらいに合流した選手。最初のほうで使いたいとは思っていた。今日は凄くパフォーマンスも良く、ゴールキックもインプレーのキックも良くて、ディフェンスもタフだ。彼のパフォーマンスには満足している。大生のウイングにも満足している。週半ばに森林選手が怪我をしてしまい、元々23人の中に入ってなかったが、チャンスを得て、良い準備をした。キャプテンズランは一回しかしていない。
――藤井選手のパフォーマンスについての評価は?
コーリー・ブラウン 19歳と若い選手。色々学んで上達しているところで、今日もいくつかエラーをしたが、ディフェンスやパス、ランコースなど、いい仕事もたくさんしている。キックなどはもう少し上達しなければならないが、経験を積めば上達していくと思う。濱里選手が途中出場して良いパフォーマンスをしたので、お互いライバル心を持ってくれたら。チームを通して競争が激しくなっており、チームにとっては良いことだ。
――アタックとディフェンス、どちらに重点をおいて臨んだか?
福坪龍一郎 バランス的には両方同じぐらい。ディフェンスをしっかりやって、体が大きいプレーヤーに対してはダブルタックル。下のタックルとボールを止めるタックルをしてゲインを絶対に切らせない。アタックであれば分析では外にスペースがあったので、ボールを外に散らす。自分達がやろうとしていたプランが機能した。
――後半で差がついた理由は?
福坪龍一郎 セゲーム前にも、プレシーズンからフィジカル、フィットネスにフォーカスしてトレーニングしてきたので、そこは自信を持ってやろうとした。自信を持ってプレーをしていたことが、後半にああいった形で出たのかなと思う。あとはインパクトプレーヤーが入ってきてゲームが動き、うちが目指している形になった。
――ボーナスポイントも得ることが出来たが?
福坪龍一郎 この宗像でトライがたくさんとれたことは嬉しい。