トップリーグ第2節〔2月27日〕/宗像サニックスvs三菱重工相模原/試合レポート

TopLeague

宗像サニックスブルース vs 三菱重工相模原ダイナボアーズ

宗像サニックス
三菱重工相模原ダイナボアーズ

2021年2月27(土) 天候:晴れ グローバルアリーナ【福岡】

14:00キックオフ

マン・オブ・ザ・マッチ

【マン・オブ・ザ・マッチ】
三菱重工相模原ダイナボアーズ:No.10 コリン・スレイド


宗像サニックスブルース 三菱重工相模原ダイナボアーズ
前半 後半   前半 後半
2 0 T 1 2
2 0 G 1 2
0 0 PT 0 0
3 0 PG 2 1
0 0 DG 0 0
23 0 13 17
23 合計 30
反則
PK FK PK FK
4 0 前半 8 0
8 1 後半 3 1
12 1 合計 11 1

記者会見

宗像サニックスブルース

〔ヘッドコーチ〕コーリー・ブラウン
ホーム戦で負けたことに対してすごく失望している。
自分たちのパフォーマンスを出したかった。
残念ながら大事な場面で乏しい判断をしてしまい、ペナルティ等が重なって勝つことが出来なかった。
試合を通してフラストレーションが溜まるゲームだった。

〔キャプテン〕福坪龍一郎
1年ぶりにグローバルアリーナで試合が出来た事をうれしく思う。
結果は、本当に悔しい結果だった。
今週1週間ゲームのカギになるところをちゃんとやってきたが、脱出するところや敵陣に入ったところのシチュエーションで、良い判断が出来なかった。
それが結局負けにつながったと思っている。
本拠地(グローバルアリーナ)で勝てなかったのは、宗像のファンの方々には申し訳ない。

宗像サニックス

――前半15分前後、相手の2本目のPG後のリスタートでマイボールをキャッチし、流れを掴んで2本のトライに繋がったように見えた。良い雰囲気で前半を折り返しての後半、どのような指示をしたか?

コーリー・ブラウン 後半、敵陣でプレーすると言うメッセージははっきり伝えた。自分たちがやることは解っていたが、上手く遂行できなかった。逆にうちがペナルティをしてしまい、自陣で戦うシチュエーションになってしまった。
敵陣に入った時にはボールをキープしようと言ったが、そこでも乏しい判断で蹴ってしまい、相手にボールを渡してしまったというところがいくつか見られた。

――レメキ選手が、移籍後初トライを決めたところまでは良かったと思うが、そこまでの状況はどうだったか?

コーリー・ブラウン 彼は非常に良いプレシーズンを過ごしたが、今日は残念ながら途中交代してしまった。
サニックスのチーム環境にとって良い存在。若手の面倒見もいい。だから彼が今日初トライを決めたという事はうれしいことだ。しかし、試合に勝てなかったというのは非常に残念だ。

寺田桂太 選手
今日の試合は、キーとなる場面でこちらのミスが出てしまった。
僕自身、立ち上がりに反則を一つ取られて良いスタートが切れなかった。
チームとしてそういう大事なところでのミスがあった。

寺田佳太

――チームに加入して、チームの雰囲気的なものはどうか?

寺田桂太 すごく皆が明るくて優しく、温かいチーム。ベテランから若手のすべてがファミリー、家族のような関係になれていると思う。


三菱重工相模原ダイナボアーズ

三菱重工相模原

〔ヘッドコーチ〕グレッグ・クーパー
初勝利、チームプレイに誇りを持っていた。
先週サントリーで点差が開く試合結果に終わったが、今日はいい結果。勝ってありがたいと思っている。

〔キャプテン〕トーマス優デーリックデニイ
今日は遠い地で試合をさせてもらった。
不安な選手はあまり良い結果を残せなかったけれど、今週は自分たちに何ができるか、今日の試合でしっかり出せた上で勝利できた。課題もあったとは思うが、今日のうれしい気持ちを忘れずに、来週もゼロからスタートし準備して臨みたい。

――初勝利、まるで優勝したかのような喜びようだったが、そのような気持か?

トーマス優デーリックデニー 皆そう思っていると思う。最後まで一丸となって闘い続けていた。1勝だけど我々のチームにとって大きな1勝だと思う。自分たちのラグビーは上手くできていたと思う。

――最後のディフェンスは観ていて力が入ったが、今後この粘りは自信となり生きて来るか?

トーマス優デーリックデニー ゴール前で何回かしっかりディフェンスをしていた。チームにとってディフェンスは、自分たちの武器になるのではないかと思う。これを生かして来週も堅いディフェンスをやっていきたい。

――チームとしてトップリーグ2勝目。ここまで来るのは大変だったのか?

グレッグ・クーパー チームは確信を持って闘っていると思う。我々には目的もあるし、それを達成するためには練習をして臨まないといけないことも分かっている。先週は残念な結果だったが、毎試合100%出して勝てるように集中しないといけない。今日は絶対に勝たなければいけないという気持ちを持って臨んだ。トップリーグはすごく強いリーグ。毎試合強化してみんな上手になっているけど、それに関係なく、どのようにして毎週毎週結果を出せるかに集中して臨んでいる。

イーリニコラス

イーリニコラス 選手
個人的に(三菱重工相模原での)デビュー戦だった。
チームに貢献できるかを自分の目標としていた。
このように勝利できて自分もうれしい。
今日遠征してきた選手、相模原で観ている選手やスタッフや関係者や会社の方々も喜ぶ大きな勝利だと思う。

――トップリーグ経験も長いが、今年のトップリーグの全体的な印象はどうか?

イーリニコラス トップリーグで10年目になる。3チーム目(パナソニック/神戸製鋼)で現在ダイナボアーズ。
違うのは優勝候補であるチームから来て、いろいろな選手が居て、トップリーグという大きな舞台でやりたいという気持ちが強くワクワクしている。
ダイナボアーズがトップリーグに残る価値を示すために努力している。
今年のトップリーグには大物スターが居て、今日もコリン・スレイドがワールドクラスのプレーを見せてくれ、試合の展開を変えた。
このような選手が来ることで日本人選手の経験値も上がるし、日本のラグビーにとって、選手だけでなくファンにとっても近場で観ることが素晴らしいと思う。


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